ストレスなし&リバウンドしにくい◎ ステロイド薬を減らす方法
わたくしネコマンマ、
晴れて・・・ステロイド治療を終わらせることができました!!!
。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。 ゜
アトピーと診断されてステロイドを塗ってるけど、
- どうやって減らしたらいいかワカラン
- やめるとすぐ湿疹が再発しちゃう
- 減らすの面倒だからもういっそのこと塗りたくない
(↑一番ダメなヤツ!)
こんな悩み、ありました。
前回の記事でもちょっと書いたけど、
ステロイドは、ベッタベタに塗るのはいいんですよね。
でも、減らすのがすんごい大変・・・!!
でも、皮膚科の先生と二人三脚でお薬の量を減らして、ついにはステロイドなしになれたので、その方法をまとめてみました。
(もくじ)
ステロイド薬を減らす方法・心構え
この方法は、基本的には皮膚科医の指示に従ってました。
でも、先生の指示がけっこう曖昧なことがあって、一部ネットの情報(皮膚科医のHP)を参考にしてます。
なので、半分は皮膚科監修、半分は自己流(情報元は皮膚科医)って感じですね。
ちなみに、減薬に挑戦しているときも、皮膚科へは1ヶ月に1回は通うのがオススメです。
湿疹が改善していたら、ステロイドのレベルを一段階下げてもらえます。
(ヤブじゃなければ、フツーは下げてもらえるはず)
ザーネ、プロペト、ヒルドイドなど、低刺激の保湿剤も安く処方してもらえるので、オススメですよ!
ステロイド薬を減らす方法・基本の保湿
薬を減らしたい患部は、ぜったい保湿をしましょう。
脱保湿は真夏以外はありえません。
保湿を怠ると、バリア機能がメタメタになるので。
1日3回〜5回保湿。
朝起きた時、昼ご飯の後、おやつの後、お風呂の後、寝る前。
ネットでよく「保湿依存」とか言われてますが、
そんなのないってことに途中で気づきました。
ボロくてモロモロな肌を健康にするためには、保湿しないとダメですよ〜〜〜。
ステロイドを減らす順番
ほんじゃいってみましょう!
①いまのステロイドをたっぷり塗る
まずはここから。
いまのステロイドをたっぷり毎日2回塗って、綺麗にしたところからスタート。
全身保湿も忘れずに。
保湿でかぶれるのは半分は保湿剤のせいで、半分は炎症がひどいからなんですって。
かぶれたら皮膚科へ再診して別の保湿剤を処方してもらうのが一番ですが、通院できなそうなら自分で用意するようにしましょう。
②ステロイドを1ランク弱い物にし、毎日塗る
私は、体用にリドメックス、首用にアルメタをもらっていたので、
アルメタを体に使いました。
★1ランク弱いものがなければこの手順はスキップ
アルメタで抑えきれない時はすぐにリドメックスを使って、
良くなったらアルメタに戻しました。
アルメタだけで抑えられるようになるまでに
3週間ぐらいかかったかな〜と思います。
湿疹は少しずつ弱くなっていったけど、戻っちゃうこともありました。
汗をかいたりするとすぐ戻っちゃうけど、あせもクリーム塗りまくってとにかくかかないように痒みをコントロール!!!
★お気に入りのあせもクリームたち
元の記事:アトピー家族のおフロあがりは大戦争!
- チビヒメ(2さい)の軽い痒みにベビームヒ
→もっと痒いところにユースキンあせもクリーム- にいに(4さい)の軽い痒みにユースキン
- わたし(30ウンさい)
→痒いところにメンソレータムあせも治療薬
→汗かいて超痒いところにラナケイン冷感ジェルでビリビリにしちゃう!
③ステロイドの回数を減らす(1日2回→1回)
弱いステロイドだけで抑えられるようになったら、塗る回数を減らします。
②のときのように、スムーズにいくときもあれば悪化しちゃうときもあって、
1ヶ月くらいかかって綺麗になっていきました。
でも、一瞬、きれいに見える皮膚でも、皮膚の内側に炎症の火種は残っているそうです!
たとえ綺麗になっても、ぶり返さないように
「予防的に」ステロイドを塗り続けるのがポイントです。
④ステロイド&非ステロイド系消炎剤を1日おきに塗る
これが一番大変で、1日おきが定着するまで何週間もかかったっけ・・・。
湿疹の状態を見ながらお薬を調整するからすっごく混乱するんですよ。
なので、私はカレンダーや手帳に記録しておくようにしたんですけど、
そうしたら管理がすっごくラクになりました!^^
最初はすぐぶり返したのでorz
アルメタしか使ってなかったけど、
体調がいいときは非ステロイド剤でも抑えられるときもあって歓喜!!
ちなみに、非ステロイド薬はドラッグストアでウフェナマート系消炎剤というものを買いました。
ステロイドは1日1回、ウフェナマートは1日2回使用しつつ、
かゆいときはあせもクリームをとにかく塗り足してました。
⑤ステロイドを塗らない日を延ばしていく
ウフェナマートでガマンする日を増やしていきました。
1週間のうち、ステロイドを使うのは2日。
皮膚科で教わった「プロアクティブ療法」というやつです。
月曜日と木曜日だけはステロイドを使うようにしました。
ステロイドはもう使いたくなかったんだけど、ぶり返しを防ぐことができるようです。
ちなみに、塗る曜日は適当に決めてOK。
プロアクティブ療法を続けると、
皮膚の中のステロイド成分の濃度を低いレベルでキープできるそうです。
ステロイドって副作用が怖いけど、
この方法なら長い期間でもリスクが低くなるし、
アトピーの再発が防げます!
なんなら、最高ってことじゃないですか??
⑥予防としてステロイドを塗り続ける
皮膚がきれいになってもステロイドは週2回、塗り続けました。
皮膚科の先生が「まだ塗っててね」って言ったので・・・。
確かに、ステロイドを塗るはずの日にわざと塗らないでいると、翌日怪しくなるんですよね。
ウフェナマートとかゆみ止めクリームを塗っても、
なんかガサガサしてくるんですよ。
「あーー、こういうことね。」と納得です。
というわけで、
完全に抜きたいところを、欲張らずに。
見た目はきれいな皮膚だけど、まだまだ炎症が残ってる。
ステロイドは完全には抜けないってこと。
ステロイドは炎症予防と健康な皮膚づくりのため!と割り切って塗りつづけましょう。
汗をかくような季節になるなら、
あせもクリームのラインナップを強化して臨みましょう。
あせもクリームには殺菌剤も配合されてるので、ステロイドの副作用(感染症)も防げますよ〜ん。
o(・ω・。)
⑦ステロイドは終わり!非ステロイド薬を塗り続ける
ステロイドのプロアクティブ療法を2ヶ月続けたら、
なんとなくだけど、ステロイドを塗らなかった翌日の怪しさも薄れてきました。
皮膚科の先生と相談して、非ステロイド薬なら持ってるっていう話をしたら、じゃあもう通わなくていいよって事になったので、
晴れて「ステロイド治療 終わり」に!!!
でも、再発予防のために、かゆくなくてもウフェナマートは毎晩塗り続けました。
ちょっと痒いなと思ったらすぐあせもクリームを塗ったり、
ひっかくのを予防しました。
あせもクリームは、ステロイド減薬の影の主役だと思います。
何本買ったんだろーか。。。
ステロイド薬を減らす方法・まとめに
これは私の場合なので、あくまで参考までにしてください〜。
ちなみに、ステロイドを完全に使用しなくなるまでには結構長くかかりました。。
半年ぐらいは必要だったと思います。
わたしはステロイド減薬を始めたのが春で、初めは順調だったんですが、
途中であせもの痒みと闘うことになり、悪化しやすかったと思います。
でも、秋になって涼しくなって、急にラクになってきて、
これまで体ぜんぶ痒かったのにきれいになりました。^^
最後に、ステロイド減薬の心得を振り返っておきます〜。
ステロイドは怖くなかった!
私は、ずっとステロイドには良い思い出がなかったんです。
でも、いい皮膚科の先生に巡り会えたので、この方法に挑戦することに決めました!
毎月の通院で仕事を休むのはつらかったです。
それに、明らかに湿疹が改善してるのに「まだ塗っててね」と言われて悔しかったこともありました。
でも、先生から言われた
「アトピーの炎症は目に見えないところにも残ってるんですよ」
という言葉がすっごく印象的で、信じて続けました。
自分の肌にとことん敏感になれ!
自分の肌の状態をもっと見るようにしたら
ガサつきとかにも敏感になるもんですよー!
「あ、ヤバそう。塗っとこ。」
って、すぐに対処できるようになりました。
痒くなる前に、皮膚がすこしガサついたりゴワっとしだすので、
その時にすぐ消炎剤を塗っておくの。
そうすると、本当に痒みが起きる前に炎症を抑えることができます。
焦りは失敗の元!
ステロイドを抜きたい一心で焦っても何にもなんないんだな〜ってこと。
頭ではわかってても、心はめっちゃハヤっちゃうんですけど。
でも、焦るとホントダメなの。
今ではわかります。
焦ってると、適当にノープランでステロイドを塗ったり塗らなかったりしだすんですよ。
タダでさえかゆみでパニックになりやすいし。
でもそれじゃダメでした。
- 減薬を焦らない
- 悪化したらすぐ戻る
- 記録をつける
- 保湿をこまめに
こんなことに気をつけながら進めると良いですよ♪
あなたも、ぜひチャレンジしてみてください!